
ネットで見つけた治療例が、そのまま自分に当てはまるとは限りません
矯正治療を調べていると、自分と似た歯並びの治療例が見つかります。この方法で整ったのなら自分も同じで大丈夫だろう、と考えるのは自然なことです。
しかし、見た目が似ている歯並びでも、その状態をつくっている原因は人によって違います。歯そのものの傾きが主な原因の方もいれば、顎の骨の位置関係が関わっている方もいます。原因が違えば、動かすべき方向も、必要な期間も変わります。
JR蒲田駅から徒歩3分の蒲田あさみ矯正歯科では、精密検査で得たデータをもとに、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を組み立てています。本記事では、その計画がどのような手順でつくられるのかをご説明します。
自分にはどの方法が合うのか、調べるほど分からなくなる
「マウスピースで整ったという体験談を読んだが、自分にも使えるのかが分からない」「相談するたびに違う方法を勧められて、どれを基準に判断すればよいのか決められない」というお声を伺います。矯正治療の情報は装置や方法ごとに語られることが多く、自分の歯並びがどれに当てはまるのかは、調べただけでは分かりません。方法から選ぼうとするから決められないのだと気づくと、迷いは整理できます。
一人ひとり違う治療計画は、どうやってつくられるのか
① 同じように見える歯並びでも、原因は一人ひとり違います
前歯が前に出ている状態を例にとります。同じように見えても、原因は一つではありません。歯そのものが前に傾いていることで前突して見えている場合もあれば、顎の骨の前後的な位置関係が関わっている場合もあります。歯が並ぶスペースが足りず、押し出される形で前に出ているケースもあります。原因が違えば、必要な処置は変わります。
歯の傾きが主な原因であれば歯を動かす角度の設計が中心になりますし、スペースの不足が原因であれば、まず並べる場所をどう確保するかを考えることになります。この判断には、歯を抜く必要があるかどうかも含まれます。
蒲田あさみ矯正歯科では患者様の負担を抑えるため、なるべく歯を抜かない方向で検討しますが、避けられるかどうかは骨格や歯の状態を調べたうえでの判断になります。抜歯の要否もまた、あらかじめ決まっているものではありません。
つまり、装置の種類を先に決めることはできません。先に決まるのは、どこをどの方向に、どれだけ動かす必要があるかという設計のほうです。装置はその設計を実現するための手段として、後から選ばれます。
インターネットで見つけた治療例が自分に当てはまるとは限らないのは、この順序があるためです。似ているのは見た目であって、その内側で起きていることまで同じとは限りません。
② 精密検査で、外からは見えない情報を集めます
設計を決めるには、外から見えない情報が必要になります。蒲田あさみ矯正歯科では、初診相談の後に精密検査へ進み、口腔内写真、レントゲン写真、口腔内診査などによって、お口の中の詳細な情報を集めていきます。手鏡で見えるのは歯の表面だけですが、歯には歯ぐきに隠れている部分があり、歯根がどの方向にどれだけ伸びているかは、レントゲンでなければ確認できません。
歯を支えている骨がどの程度あるのかも同様です。動かせる範囲は、この骨の状態によって変わります。かけてよい力の大きさも同様です。
蒲田あさみ矯正歯科では穏やかな優しい矯正力で歯を動かすことに配慮していますが、その適切な力加減は歯根の長さや骨の状態によって一人ひとり異なります。
強い力をかければ早く動くというものではなく、その方の条件に合わない力は歯根や歯ぐきの負担になります。また、顎の骨格のバランスや上下の咬み合わせの関係も、正面から見ただけでは把握できません。集めた情報を分析したうえで、治療方針を決定していきます。
検査に時間をかけるのは、慎重を期すためというより、設計に必要な情報がそろわないまま計画を立てても、途中で修正が必要になるからです。最初に把握しておくことが、結果として遠回りを避けることにつながります。
③ 3Dシミュレーションで、歯の動きと最終的な咬み合わせを事前に確認できます
検査の結果と、そこから導いた治療内容については、診断の段階でご説明します。このとき蒲田あさみ矯正歯科では、3Dシミュレーションを用いて、歯がどのように動いていくのか、最終的な咬み合わせがどのような状態になるのかを画面上でご覧いただきながらご説明しています。
数値や専門用語だけの説明では、自分の歯がこれからどうなるのかを思い描くのは簡単ではありません。
動きとして見ていただければ、治療のゴールがどこにあるのかがその場で共有できます。始める前にゴールが見えていることには、実際的な意味があります。
数年にわたる治療の途中で、今どのあたりまで進んでいるのかを患者様ご自身が把握できますし、想像していた仕上がりと違うという行き違いも防げます。もし思い描いていた状態と差があれば、その時点でご相談いただけます。計画を共有したうえで始めることが、納得して治療を続けていただくための土台になると考えています。
④ 検査データに、患者様のご希望を重ねて計画を決めます
ここまでは、検査データに基づいて決まる部分の話です。しかし治療計画は、データだけで決まるものではありません。同じ検査結果であっても、装置が目立たないことを最優先したい方と、通院の負担を抑えたい方とでは、選ぶべき進め方が変わります。
就職や結婚といった予定を控えていれば、その時期に装置がどのような状態になっているかも判断材料になります。
蒲田あさみ矯正歯科では、患者様のご希望があれば可能な限り優先させていただく方針をとっており、検査で得た医学的な条件に、生活のご事情を重ねたうえで計画を決めていきます。
日本矯正歯科学会の認定医である院長が診断から保定までを監修し、そのうえで一人ひとりの状況に合わせた形に調整していきます。カスタムメイドという言葉が指しているのは、特別な装置を用意することではありません。
同じ検査データからでも、その方の生活に合う形は一つに定まらない。だからこそ、ご本人と話しながら決めていく必要があるということです。
まとめ|どの方法が合うかは、調べて決めるものではありません

大田区の蒲田あさみ矯正歯科では、日本矯正歯科学会の認定医資格を持つ院長をはじめ、女性矯正医や専門の歯科衛生士がワンチームとなり、患者様一人ひとりのお口の将来を見据えた生涯の治療設計を提案しています。自分にはどの方法が合うのかは、調べて決めるものではなく、検査を経て見えてくるものです。まずはご自身の歯並びが今どのような状態なのかを知るところから始めていただければと思います。
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