
抜歯という言葉で、相談が止まってしまう方へ
矯正治療の相談で、抜歯が必要だと言われる場合があります。虫歯でもない健康な歯を抜くと聞けば、抵抗を感じるのは自然なことです。本当に必要なのか、誰がどこで抜くのか、その後の治療はどう進むのか。疑問が残ったまま話が進んでしまうと、治療そのものをためらうことになります。JR蒲田駅から徒歩3分の蒲田あさみ矯正歯科では、なるべく歯を抜かない方向で検討しますが、必要と判断される場合には、抜歯を行える医院にご紹介しています。本記事では、抜歯の要否をどのように判断し、その後どういう流れで進むのかをご説明します。
抜くと言われた瞬間に、話が頭に入ってこなくなる
「矯正のために健康な歯を抜くと聞いて、相談の途中で気持ちが引いてしまった」「抜歯が必要と言われたものの、どこで抜くことになるのかが分からず不安」というお声を伺います。抜歯は矯正治療のなかで最も抵抗を感じられやすい部分です。ただ、なぜ必要と判断されたのか、そしてその後どう進むのかが分かれば、受け止め方は変わります。
抜歯が必要になった場合の、判断から処置までの4つの段階
① 抜くかどうかは、医院の方針ではなく検査結果から決まります
蒲田あさみ矯正歯科では、患者様の負担を抑えるため、なるべく歯を抜かない方向で治療を検討します。ただし、抜かずに済むかどうかは、初回相談の時点では分かりません。歯が並ぶために必要なスペースがどれだけ足りていないのか、顎の骨にどれだけゆとりがあるのか、歯根がどの方向に伸びているのか。こうした情報は、口腔内写真やレントゲン写真による精密検査を経なければ把握できないためです。ここで押さえておきたいのは、抜歯の要否が医院の方針で決まるものではないという点です。スペースが足りていない状態で無理に歯を並べようとすれば、歯は外側へ押し出される形になり、歯ぐきや歯を支えている骨に負担がかかることもあります。抜かないこと自体を目的にしてしまうと、かえって別の問題を招きかねません。抜くべきかどうかは、検査で得られた状態から導かれる結論です。だからこそ、相談の段階で不安に感じられたとしても、その時点で判断していただく必要はありません。
② 抜歯は、口腔外科医が在籍する一般歯科にご紹介します
抜歯が必要と判断された場合、蒲田あさみ矯正歯科では他院にご紹介します。矯正治療を専門とするクリニックのため、抜歯そのものは行っていないからです。このとき紹介先としているのは、口腔外科医が在籍する一般歯科です。抜歯は、歯の生え方や根の形によって難易度が変わります。骨のなかに埋まっている歯や、根が複雑な形をしている歯では、外科処置の経験が結果を左右します。口腔外科医が在籍している医院であれば、そうした処置を専門としてきた医師のもとで受けていただけます。矯正歯科が自院で抜歯まで行わないことを、対応の範囲が狭いと受け取られる方もいるかもしれません。しかし処置には向き不向きがあり、経験を積んだ医師が担当したほうが、患者様にとっての負担は小さくなります。どこまでを自分たちで行い、どこから先を専門の医師に委ねるのか。その線引きを明確にしておくことが、結果として安全につながると考えています。
③ 親知らずの抜歯も、スペース確保の抜歯も、進め方は変わりません
矯正治療で抜歯が検討される場面は、大きく2つに分かれます。ひとつは親知らずの抜歯です。親知らずは手前の歯を押す方向に生えてくることがあり、清掃も難しいため、矯正治療の前後で対応を検討することがあります。もうひとつが、歯を並べるスペースを確保するための抜歯です。目的はそれぞれ異なりますが、蒲田あさみ矯正歯科では、どちらの場合も進め方に違いはありません。紹介先も同じ医院であり、紹介状をお渡ししたうえで、お口の状態と矯正治療の計画を共有します。抜歯を担当する医師が、これから歯をどの方向へ動かしていく計画なのかを把握したうえで処置にあたれるということです。患者様がご自身で経緯を説明し直す必要はありません。抜歯という同じ処置であっても、その後に控えている治療によって留意すべき点は変わります。情報を引き継いだうえで進めることには、そうした意味があります。
④ 抜歯を受ける医院は、ご希望があればそちらへご紹介します
紹介先については、患者様のご希望をふまえて決めていきます。蒲田あさみ矯正歯科からご紹介する場合は、連携している医院にお願いしています。一方で、すでにかかりつけの歯科医院がある方や、抜歯を受けたい医院のご希望がある方については、そちらにご紹介することも可能です。長く通われている医院であれば、お口の経過をご存じですし、通い慣れた場所のほうが気持ちの負担が少ないという方もいらっしゃいます。どちらの場合も紹介状をお渡ししますので、初めての医院に一から状況を説明していただく必要はありません。なお、紹介先へのご予約は患者様ご自身にお取りいただく形になります。ご都合のよい日程を直接ご相談いただけますので、お仕事や学業の予定に合わせて時期を選んでいただけます。抜歯を受ける場所も日程も、患者様が選べる形にしておくことが、納得して進めていただくために必要だと考えています。
まとめ|抜くかどうかは、検査を経てはじめて分かります

大田区の蒲田あさみ矯正歯科では、日本矯正歯科学会の認定医資格を持つ院長をはじめ、女性矯正医や専門の歯科衛生士がワンチームとなり、患者様一人ひとりのお口の将来を見据えた生涯の治療設計を提案しています。抜歯が必要かどうかは、精密検査を経てはじめて分かることです。抜きたくないというお気持ちも含めてお話しいただければ、そのうえで考えられる方法をご説明します。抜歯への不安が理由で相談をためらっている方こそ、一度状態を確認していただければと思います。ご予約は24時間対応のWEB予約、またはお電話から承っています。JR蒲田駅から徒歩3分、火曜・水曜・金曜に加え、第1・3・5土曜と第2・4日曜も診療しています。