こんにちは。
蒲田あさみ矯正歯科です。
歯により強い力をかければ早く動くのではないかという質問を良くいただくのですが、実際はそうではありません。
歯は周りの骨がゆっくり変化することで動くため、必要以上に強い力をかけるとかえって進みにくくなります。
歯を支える骨は、適度な力がかかったときにゆっくり溶けたり作られたりして位置が変わります。
力が強すぎると、骨がうまく反応せず、歯ぐきが痛んだり、歯の根が短くなることがあります。
力が弱めでも、一定の時間が続けば骨はしっかり変化します。
結果として、適切な力のほうが安全で効率的に歯が動くというわけです。

歯を早く動かすには、力を強めるのではなく、歯と骨の状態に合わせた調整を定期的に行うことが重要です。
歯並びを整える治療は、速さよりも確実さと安全性を優先することで、仕上がりの安定にもつながります。
歯並びのことでしたら、是非当院にご相談ください。